ソフトバンク・前田純の兄で、日本通運投手の敬太「まさか先越されるとは」×2
◇パ・リーグ ソフトバンク6―2日本ハム（2024年9月29日 エスコンF） ソフトバンクの2年目左腕・前田純投手（24）が29日、日本ハムを6回3安打無失点に抑え、プロ初登板初勝利を挙げた。中部商時代はベンチ入りさえかなわず、日本文理大を経て2022年育成ドラフト10位で入団。勝利投手では歴代で最も下位の指名順位となった。 直撃コールで前田純の兄、日本通運の前田敬太投手に話を聞いた。 ――純投手がプロ初登板初勝利です。 「ナイスピッチングでした！練習しながら携帯で見てました」 ――どんな弟？ 「兄ちゃんとかではなく“敬太”と呼んできます。顔は似ているとはあまり言われません（笑い）。純はマイペースで間も食べるのも足も遅い。野球と日常生活を別のものと考えているタイプ」 ――小さい頃は？ 「高校まで全て同じ野球部。僕が全てにおいて上でほぼ、けんかは挑んできませんでしたが、負けず嫌いでしたね」 ――プロ入り後、感じた変化は？。 「成長速度が凄かった。身長（1メートル85）を抜かれ体も変わって。体の使い方など見習うところもあります」 ――自身も最速152キロ。都市対抗本戦2試合に先発した。 「負けないように上（プロ）でできたらと思っていますが、まさか先越されるとは。何度も言いますが、まさか越されるとは」
