三茶で「世田谷区100人カイギ」 振付家、芸人、大学生らゲスト5人が登壇
トークイベント「世田谷区100人カイギVol.2」が11月17日、コワーキングスペース「三茶オアシス」(世田谷区三軒茶屋1)で開催された。(三軒茶屋経済新聞) 【写真】世田谷区100人カイギ発起人の小島拓朗さん 同イベントは、同じ地域で働く人や活動する人同士をつなぎ、都市の在り方や価値の再発見を目的とするコミュニティー「100人カイギ」の世田谷エリア版。2016(平成28)年に港区から始まり、現在は全国約100エリアで展開する。毎回、「区内で暮らす、働く、ちょっと面白いことをしているヒト」を基準に選ばれた5人がゲストとして登壇。20回目でゲストが100人に達したらイベント自体が終了する。 参加者は35人ほど。オープニングで発起人の小島拓朗さんが挨拶した後、参加者同士でグループを作り、自己紹介。その後、ゲストが1人ずつ登壇し、10分間のトークを行った。 ゲストは、「淋(さび)しい熱帯魚」「慎吾ママのおはロック」など1300本以上の振り付けを手がける振付家・アーティストの香瑠鼓(かおるこ)さん、「人と自然が共に繁栄するリジェネラティブな未来を創(つく)る」をライフテーマに活動するインタープレナーの山口有里さん、慶応義塾大学総合政策部の学生で空き家活用や相談会のイベント運営を行う河野まりなさん、「飛び出す紙芝居」「南京玉すだれ」をネタとする芸人の梅ちゃんこと梅田和佐さん、三軒茶屋でコワーキングスペースやアイスクリーム店、マーケットイベント、小規模事業者支援事業、WEBメディアなどの企画・運営を行う三茶ワークカンパニーの吉田亮介さん。 参加者からは、「世田谷区に引っ越して半年。リモートワークで人と関わることも少ないため、参加者やゲストと気軽に話ができて良かった。トークも発見が多く有意義な時間だった」「普段接点のない人のトークが聞けて新鮮で興味深かった。参加者同士の交流も楽しかった」などの声が聞かれた。 小島さんは「和やかな雰囲気で、皆さんの反応が良くて安心した。今後も色々な人を巻き込んで良いつながりを作っていきたい。100人カイギが終了しても知り合った人同士の関係が終わらないよう、発展させていきたい」と意気込む。
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