阿部宏美／勝見幸璃がペア結成からマッチ7連勝で2週連続優勝 [W15モナスティル／テニス]

「マジックホテル・ツアーズ by FTT」（チュニジア・モナスティル）の女子ダブルスで2週連続優勝を飾った阿部宏美（EMシステムズ／左）と勝見幸璃（TEAM 自由が丘）（写真提供◎阿部宏美：EMシステムズ所属）

　国際テニス連盟（ITF）の女子ツアー下部大会「マジックホテル・ツアーズ by FTT」（ITFワールドテニスツアーW15／チュニジア・モナスティル／8月5～11日／賞金総額1万5000ドル／ハードコート）の女子ダブルス決勝で、第1シードの阿部宏美（EMシステムズ）／勝見幸璃（TEAM 自由が丘）がディミトラ・パヴロウ（ギリシャ）／アリカ・ルソバ（スロバキア）を6-2 6-4で下して2週連続優勝を飾った。試合時間は1時間19分。 ～阿部宏美選手がインスタグラムで2週連続ダブルス優勝を報告～ 　今回が2度目のダブルス出場となる阿部／勝見は同地で開催された前週の大会で初めてペアを結成し、4試合を勝ち抜きタイトルを獲得していた。ITFツアーの同種目では24歳の阿部が12勝目、21歳の勝見は6勝目（ダブルスのみ）となる。 　今大会での阿部／勝見は最初の2試合をストレートで勝ち上がり、準決勝は第4シードのアラベラ・コラー（オーストリア）／マルタ・ソリアーノ サンティアゴ（スペイン）が棄権したため不戦勝で決勝進出を決めていた。 　阿部は第3シードで出場したシングルスでも決勝に進出したが、第1シードのエリッサ・バンランゲンドンク（ベルギー）に2-6 4-6で敗れて単複2冠はならなかった。 ※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、Qは予選勝者 ＜上位の試合結果＞ ■女子シングルス決勝 ○1エリッサ・バンランゲンドンク（ベルギー）[1] 6-2 6-4 ●24阿部宏美（日本／EMシステムズ）[3] ■女子シングルス準決勝 ○1エリッサ・バンランゲンドンク（ベルギー）[1] 2-6 6-3 6-2 ●9ララ・プフェイフェル（イタリア）[4] ○24阿部宏美（日本／EMシステムズ）[3] 6-3 4-6 6-2 ●29ベンデュラ・バルドマンノバ（チェコ） ■女子シングルス準々決勝 ○1エリッサ・バンランゲンドンク（ベルギー）[1] 6-0 6-4 ●6エマニュエル・ジラール（フランス） ○9ララ・プフェイフェル（イタリア）[4] 6-1 6-0 ●13アストリ・シロッテ（フランス） ○24阿部宏美（日本／EMシステムズ）[3] 6-1 6-1 ●20タマラ・スランコバ（スロバキア）[Q] ○29ベンデュラ・バルドマンノバ（チェコ）6-4 3-6 6-2 ●27イモージェン・ハダッド（イギリス）[Q] ■女子ダブルス決勝 ○1阿部宏美／勝見幸璃（EMシステムズ／TEAM 自由が丘）[1] 6-2 6-4 ●16ディミトラ・パヴロウ／アリカ・ルソバ（ギリシャ／スロバキア）[2] ■女子ダブルス準決勝 ○1阿部宏美／勝見幸璃（EMシステムズ／TEAM 自由が丘）[1] 不戦勝 ●5アラベラ・コラー／マルタ・ソリアーノ サンティアゴ（オーストリア／スペイン）[4] ○16ディミトラ・パヴロウ／アリカ・ルソバ（ギリシャ／スロバキア）[2] 6-4 6-3 ●9マルゲリータ・マルコン／マリヤ・セメニスタヤ（イタリア／ラトビア）