今年の山口県内経済の展望は?経済界の代表に聞く
テレビ山口
「今年の景気はどうなるのか」 山口県下関市で行われた企業の経営者などが集まる新年恒例の「名刺交換会」で今年の経済をどう見ているのか、聞いてきました。 【写真を見る】今年の山口県内経済の展望は?経済界の代表に聞く 新年名刺交換会には行政や企業、金融機関の関係者などおよそ450人が出席しました。 今年は5年ぶりの立食形式で、杯と新年のあいさつを交わしていました。 木村智美アナウンサー 「今年は復活、再生を意味するヘビの年、巳年。県内の経営者たちに今年のキーワードを聞いてみました」 海の環境の変化、燃料の高騰、人手不足など苦難に直面している水産業界は。 下関中央魚市場の波田慎治社長は今年のキーワード「挑戦」と書いていただきました。 下関中央魚市場 波田慎治 社長 「下関は沖合底引き網漁船があるんですが老朽化をしておりまして新しい船の建設の話がどんどん進んでおりますのでそれを実にしていければ。 戦う姿勢を見せてみなさんのお役に立てるような一年になったらいいと思います」 長府製作所の川上会長は「チャレンジ」 去年末からは景気が上向きつつあると感じているそうで、さらに攻めの姿勢が必要だとの意味を込めました。 長府製作所 川上康男 会長 「新しい商品の開発、今までにない営業のやり方でいろいろなことにチャレンジしていければなと」 景気回復のカギのひとつが個人消費。 全国的にショッピングセンターは売り上げが伸びています。 県内も例外ではありませんが売れる商品には都市部とのギャップがあるそうです。 下関商業開発 平野和之 SC事業部長 「逆にいったら山口県下関市ご年配の方が多いもんですから、どうしても商品と開きがある、やっぱりトレンドの商品というのはあちこちで売れている」 必要なのは、トレンドに乗った商品も売れる、「若い街づくり」としました。 下関商業開発 平野和之 SC事業部長 「若い街づくりをしていかないと市は活性化しない、日本は活性化しないんじゃないかな」 物流業界は運転手の不足など2024年問題に直面しました。 関光汽船 入谷一成社長は「新」でした。
関光汽船 入谷一成 社長 「2024年の物流問題の解決にはフェリーは最適 客の評価は信頼できる、確実、真面目。だけど逆に革新的でない、新しいことができない。 もっと新しいことをやろう。今年大きなイベントを考えておりますんで」 相場の格言では株価が高値を付けやすいとされるみ年。 人口減少に高齢化、外国との関係も、身の回りの経済と密接に絡む中で経営者にとっては今年も変化を求められ続ける1年となりそうです。
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