【下関ボート SGチャレンジC】馬場貴也 2年ぶり賞金ランクトップ通過へ「チャレンジャーの気持ちで」
ボートレース下関のSG「第27回チャレンジカップ」がG2「第11回レディースチャレンジカップ」との並行開催で、19日に開幕する。 賞金トップの座は譲らない――。今年序盤の馬場貴也(40=滋賀)は地元のびわこ正月シリーズと2月とこなめと一般戦での優勝しかなかったが、5月多摩川SGオールスター優出2着。続く6月の住之江G1・68周年記念で優勝とペースアップに成功した。 極め付きは9月のまるがめSGメモリアルだ。予選は苦しみながら得点率16位で突破も、5日目の準優勝戦は進入からゴチャつく中、6コースから冷静に差し抜けて1着。頂上決戦では得意の3コース捲り差し一閃(せん)。通算5度目のSGVは、勝負強さを見せつけるシリーズとなった。これで今年の獲得賞金ランキングもトップへ立つと、10月の戸田SGダービーでも優出6着と好調モードは継続中だ。 チャレンジカップの舞台となる下関は2022年3月のG1・67周年記念を含む通算3V。「前回の69周年(1月)は合わせ切れなくて、良くないイメージで帰った。でも、下関は昔から水が合うというか、いつも乗りやすくて、一番好きかもしれない。守りに入るのではなくチャレンジャーの気持ちでいきたい」と水面相性は問題なし。 まさに2年ぶりの“首位通過”へ。初日から持ち前の高速戦を展開してシリーズをけん引していく。