荻上直子の新作映画「まる」撮影現場は和やか、堂本剛がゲームで人形ゲット
堂本剛が主演、「彼らが本気で編むときは、」「波紋」の荻上直子が監督を務めた映画「まる」より、メイキング写真とオフショットが到着した。 【画像】古代魚の水槽を掃除する堂本剛、それを見守る綾野剛 同作は、人気現代美術家のアシスタントをしていたが、事故による腕のけがで職を失った主人公・沢田の日常が◯(まる)に浸食されていく物語。堂本が沢田に扮し、綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、戸塚純貴、おいでやす小田、濱田マリ、柄本明、早乙女太一、片桐はいり、吉田鋼太郎、小林聡美も出演した。 新写真は9点。堂本、森崎、綾野が撮影の合間に談笑する姿をはじめとして、古代魚の水槽を掃除する堂本とそれを見守る綾野、ロケ地のコンビニにあったクレーンゲームにハマる堂本の姿などが切り取られている。なお、荻上によれば、堂本は“かわいくない人形”をゲットして満面の笑みを浮かべていたという。 主人公は堂本を当て書きしたキャラクター。シーンごとに荻上と話し合いを重ねてから撮影に臨んでいたそうで、堂本は「監督が『よーい、はいっ』って本番の掛け声を言う直前まで悩んでいる、あの感じが楽しくて」と振り返る。さらに堂本は、映画の終盤に沢田の感情があふれ出すシーンに触れて、「そこにピークを持っていくつもりで取り組んでいって。実際、気持ちの持っていき方が大変ではあったんですけど、監督やプロデューサーさんをはじめ制作チームの皆さんがすごく親身になって、思いを伝えてくださったので、自分ができうる限り、全霊でお応えしようという思いで挑んでいったという感じでしたね」と語った。 「まる」は、10月18日より全国でロードショー。 (c) 2024 Asmik Ace, Inc.