鹿児島大学の練習船「かごしま丸」 1カ月間の航海実習終える パラオで地元学生と交流も
鹿児島放送
鹿児島大学の練習船「かごしま丸」が1カ月間の航海実習を終えて、鹿児島に戻りました。 19日朝、鹿児島市の谷山港に入港したのは鹿児島大学の練習船「かごしま丸」です。 先月20日、水産学部の2年生24人を乗せて中西部太平洋に向けて出港しました。 学生たちはマグロ延縄漁の操業や海洋ゴミの調査など実習を受け、寄港地・パラオ共和国で地元の学生とも交流しました。 実習で水揚げされたマグロはおよそ619キロ、水産加工の実習などに使うほか多くは市場に卸されるということです。 2年生 「この1カ月間、延縄の操業だったり寄港地での生活もあったりして、思い返してみると濃い生活だったので、短く感じます」 「いま海技士のコースを取っていて、将来する仕事が見えていい経験になりました」 航海は終えましたが、学生たちは今月23日まで船にとどまり船の清掃や漁具の片付けなどの実習を受けるということです。