「ヨックモック」設立55周年、歴代お菓子缶にノスタルジーを感じる人も!限定缶やコラボ企画も待機中
東京・青山のクッキーブランド「ヨックモック」は、2024年8月8日に設立55周年を迎えます。代表的な商品の「シガール」の缶が気が付けば家にあったなんて人も多いのでは? 実は「シガール」や「ドゥーブルショコラオレ」の入った缶は、時代とともに何度もデザインをリニューアルしています。 【写真7枚】歴代「シガール」のデザイン缶を写真で見る。春の季節缶「カドー ドゥ プランタン」はなくなり次第終了なので要チェック! 今回はその缶をはじめとする「ヨックモック」の歴史を振り返るとともに、新たに発表された55周年記念の企画についてご紹介します。
1969年設立のヨックモック、社名の由来はスウェーデンの村から
株式会社ヨックモックホールディングス 常務取締役の大内和夫さんによると、「ヨックモック」の名前の由来はスウェーデンのヨックモック村という地名。創業者の藤縄則一さんが「ヨックモック」の設立前にお菓子業界の視察旅行で欧州を巡った際に、一番記憶に残ったのが北欧の一般家庭でお菓子を親しんでいた光景。その真心がこもった手作りの美味しさこそ洋菓子の真髄だと感じ、社名にどうしてもその北欧の村の名前を付けたいということで、「ヨックモック」と名付けられたそうです。 2024年8月8日に迎える55周年は「共につなぐ、未来へ」をテーマに、顧客、パートナー企業、そして社員と共に未来を創造する様々なプロジェクトを行っていくことが計画されています。
歴代「シガール」の缶 あなたの思い出はどれですか?
1969年の設立年に誕生した「シガール」は、バターをふんだんに使い薄く焼き上げたクッキーをロール状にしたもの。「ヨックモック」を代表するお菓子は、繊細なクッキーを詰めた専用の缶で当時より販売されてきました。 特別に展示された貴重な歴代のデザイン缶をご紹介します。 1969年11月から1974年4月までは使われていたのは、「唐草」デザインの缶。 ヨーロッパを起源に持つクッキーに相応しいデザインをと、現地で馴染み深かった唐草模様をモチーフに選択。上品なスカイブルーの色調は「どのような用途の贈り物にも使えるよう」という配慮からきています。 1974年4月から1991年9月に使われていた「織り柄」の缶デザインは、それまでの「唐草」のインパクトに負けない大胆でおおらかなデザインを追求。織り柄をモチーフにした新しいデザインを開発しました。 1991年10月から現在まで使われている「光」のデザインは、テイストが多様化していた商品イメージを「光」をテーマに統一。ベースカラーとパターンで様々な光を表現しています。 「ヨックモック」のクッキー缶には定番のものに加え、季節やイベント限定でデザインされる缶も登場しています。55周年の節目に日比谷花壇とコラボしたパッケージデザインにリニューアルするのが、季節限定のクッキー缶「カドーシリーズ」。 日比谷花壇とパッケージコラボレーションし、春はスイートピー、夏はひまわり、秋はキンモクセイ、冬はクリスマスローズの季節の花をパッケージにあしらっています。 春の季節缶「カドー ドゥ プランタン」は2024年2月15日から4月30日までの販売で、なくなり次第終了です。