デ・ブライネは何位? ランパード、ジェラードら《プレミア史上最高MFランキングTOP10》
議論を呼ぶに違いない超豪華ランキング
今季は開幕早々に離脱してしまったが、復帰早々からエンジン全開のマンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネ。 まだコンディションは万全ではないのだろうが、13日に行われたプレミアリーグ第21節・ニューカッスル戦でのパフォーマンスは見事だった。途中出場したデ・ブライネは、21分間で1ゴール1アシストを記録。敗北の可能性もあったチームを3-2の逆転勝利へ導いてみせた。 そのクオリティに文句はつけられないが、プレミアリーグ史上最高のMFを選ぶならばデ・ブライネは何位に入るだろうか。 議論が白熱するに違いない『プレミア史上最高MFランキング』を作成したのは、英『GIVE ME SPORT』だ。同メディアはパフォーマンスレベル、得点やアシスト数、所属クラブでのタイトル獲得数、トップパフォーマンスを維持した期間の長さなどから、プレミア最高のMFを選出している。 10位:エンゴロ・カンテ 9位:ヤヤ・トゥレ 8位:ダビド・シルバ 7位:ロイ・キーン 6位:パトリック・ヴィエラ 5位:ケビン・デ・ブライネ 4位:ライアン・ギグス 3位:フランク・ランパード 2位:スティーブン・ジェラード 1位:ポール・スコールズ デ・ブライネは現役選手としては唯一TOP5に入ったが、このTOP5は人によって意見が分かれるだろう。ポジションも異なれば、クラブでの役割も様々だ。 TOP5のうち2位のジェラードはプレミアリーグを制した経験がなく、こちらも疑問はあるかもしれない。しかし、同メディアはジェラードほどオールラウンダーなMFはプレミアの歴史を振り返ってもいなかったと総合力を評価しており、攻守両面で何でもこなせるところはデ・ブライネ以上か。 1位のスコールズに関しては、4位のギグスと同様にタイトル獲得数が桁違いだ。プレミアリーグを11度制しており、長きにわたってマンUの成功を支えてきた。他にもFA杯を3度、リーグ杯、チャンピオンズリーグ、クラブワールドカップも制しており、タイトルの豪華さでは他を圧倒する。 ギグスに関しては、ウイングでプレイしていた期間も長いことから同メディアは4位としたようだ。年齢を重ねてからのギグスは中盤へポジションを変えたが、そこでもパフォーマンスのレベルは高かった。 デ・ブライネは昨季チームの3冠に貢献しており、攻撃性は間違いなくトップクラスだ。得点力は177ゴールも奪っているランパードが上かもしれないが、デ・ブライネはすでに通算アシスト数でランパードやジェラードを上回る103アシストを記録している。チャンスメイク力では2人よりも上と見ていいだろう。
構成/ザ・ワールド編集部