30歳の会社員、新NISAで「月5万円」を定年まで積み立てると、30年でいくらになる?「年利3%・5%・10%」の場合で試算
30年間にわたって毎月5万円積み立てしたときの運用益
新NISAのつみたて投資枠で投資できる投資商品の利回りは、3%~10%程度であるため、利回りを3%・5%・10%として運用益をみていきます。 各利回りに対する運用益を金融庁「資産運用シミュレーション」で計算したところ次の表のようになりました。 図表1
金融庁 資産運用シミュレーションを用いて筆者作成 上記の表は運用益を再度投資しつつ利益を積み上げていく方法で計算されているため、運用益は30年間一度も再投資以外には使っていない金額です。 投資商品の利回りが一定になることはありませんが、毎月5万円を30年間積み立てたときの効果が大きいことはわかります。ライフスタイルの変化などで積み立てが難しくなる時期もあるかもしれませんが、継続して積み立てていくことがコツです。
まとめ
30歳年収500万円の会社員が毎月5万円を新NISAで積み立てていけば、30年後に大きな運用益を手に入れられる可能性があります。 しかし、年収500万円のまま毎月5万円を捻出するのは難しいという場合もあることでしょう。そのようなときには積み立てる金額を少なくし、積み立てを継続していくことが大切です。金額が少なくても継続していけば積み立て総額が増えていき、運用益も大きくなっていきます。 出典 総務省統計局 家計調査報告-2023年(令和5年)12月分、10~12月期平均及び2023年平均- 金融庁 資産運用シミュレーション 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部