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3年前、熊本市南区城南町で元町議の男性が殺害され、犯人逮捕に至らず、未解決となっていた事件に進展だ。別の事件で逮捕された男2人が、この事件に関与した疑いが強まったとして、捜査本部が2人を強盗殺人の疑いで近く逮捕する方針であることが分かった。 【画像】軽トラックが乗り捨てられた現場

3年前に起きた未解決の強盗殺人事件

この事件は2021年5月24日午前6時すぎ、熊本市南区城南町の住宅で、元城南町議で農業の中村尊德さん（当時74）が手足をひものようなもので縛られ、亡くなっているのを妻が発見したものだ。 中村さんの口と鼻をふさぐように粘着テープが貼られていて死因は窒息。敷地内にあった金庫がなくなっていたほか、現場から約4キロ離れた宇土市の路上では、犯人が逃走に使ったとみられる中村さんの軽トラックが見つかっていた。 熊本県警は、殺人事件として捜査本部を設置。これまでに延べ3万人以上を投入し、捜査していた。捜査関係者によると、捜査本部は、別の事件で逮捕した40代の男2人が、この事件に関与した疑いが強まったとして、強盗殺人の疑いで近く逮捕する方針ということだ。 また、2人のうち1人は窃盗などの疑いで複数回逮捕されていているという。 （テレビ熊本）