今年のインフル、大人が先に感染? クリニック「流行前倒しでピークレベル」 強い頭痛も…重い症状なぜ【#みんなのギモン】
■“助走”のはずが…クリニックの様子
山崎アナウンサー 「14日の同クリニックでは、午前中の受付開始から10分後には待合室がいっぱいになったとのこと。例年よりもインフルエンザの流行が前倒しになっていると感じているそうで、流行期としてはまだ“助走の時期”のはずが、ピークのレベルになっているといいます」 「伊藤院長が、発熱と喉の痛みに加えて吐き気があって受診した50代男性を診察しています」 伊藤院長 「全身の重症感とか、けん怠感も強そうだったので、感染状況も踏まえてコロナとインフルエンザの抗原検査をやったところ、インフルエンザAが陽性だったんですよね。ちょっと驚きました。正直念のためと思ってやったんですけど」 山崎アナウンサー 「伊藤院長によると今年、主にはやっているのはインフルエンザA型です。頭痛からくる吐き気を感じている方も多いそうです」 森アナウンサー 「頭痛と発熱はよく聞きますが、吐き気までいくと本当に重症になってしまいますよね」
■久々のインフル感染で…抵抗力が低下か
山崎アナウンサー 「(新型)コロナが猛威を振るっていた時はインフルエンザの数は少なかったんですが、伊藤院長によると久々に感染して抵抗力が弱まっていると症状が重く出る人が多いということです。強い頭痛などを伴うこともあるといいます」 「また空気の乾燥もあり、急に声が出ない、熱より先にせきが出るという人もいるそうです」
■歯磨きも…年末年始に向けた対策は?
斎藤キャスター 「これからまさに忘年会シーズンということもあって人と会う機会も増えると思うんですけど、対策はどうしたらいいんですかね?」 山崎アナウンサー 「忘年会など外に出る機会も増えると思いますが、伊藤院長によるとまず手洗いが大事です。次に入浴。シャワーを浴びたりお風呂に入ったりすることでウイルスを洗い流すことが大切です」 「そして歯磨きです。口の中の歯周病菌が感染を防ぐ機能を低下させるので、しっかり磨いて歯周病菌を減らすことが大切になってくるということです」 「これから年末年始を迎えてイベントごとなどが増えてくるでしょう。楽しく過ごすためにも、こういったそれぞれの対策をしていきたいと思います」 (2024年12月16日午後4時半ごろ放送 news every.「#みんなのギモン」より)
【みんなのギモン】 身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)