広島―呉間の高速バス、12月21日から減便 JRバス中国のクレアライン線 乗務員確保難しく
広島市と広島県呉市を結ぶ高速バスのクレアライン線は21日から減便する。バス業界は乗務員不足が続いており、運行するJRバス中国(広島市西区)も便数の維持が難しくなった。 平日は午前10時台から午後9時台にかけて、広島方面行き、呉方面行きとも5便がなくなる。土日曜と祝日は午前7時台から午後7時台にかけて3便ずつ減らす。 このほか平日の6便が、クレアラインを共同運行している広島電鉄(中区)の担当になる。 JRバス中国は「積極的な採用活動を行うなど乗務員確保に最大限努めてきたが、現在の運行本数を維持することが困難となった。お客さまには不便をかけるが、ご理解いただきたい」としている。
中国新聞社