一人暮らしの高齢の母は足が悪いため、買い出しに行けません。送料が割高でも「ネットスーパー」の利用をすすめるべきでしょうか?
ネットスーパーを利用するデメリット
一方、ネットスーパーを利用する際に考えられるデメリットは以下の通りです。 ・パソコンやスマホの操作が必要になる ・実物を見て選べない ・実店舗で購入するより割高な場合がある ・配送料がかかる場合がある ・最低購入金額が設定されている場合がある 高齢者がネットスーパーの利用をする上でもっとも大きなネックとなるのは、スマホやパソコンの操作だと考えられます。そのため、本人に代わって注文してくれる人や、分からないことを教えてくれる人が周りにいれば、利用してみようと思うかもしれません。 自分の目で確かめて購入したいと考える人にとって、スタッフが選んだものを届けてくれるネットスーパーのサービスは、積極的に活用したいものではない可能性もあります。 また、ネットスーパーを利用する際は、最低注文価格が設定されていたり、送料がかかったりする場合もあります。
体が不自由な高齢者にとってネットスーパーの利用はおすすめ! しかし使用方法を教えるなどのサポートも必要
年齢を重ね、身体の機能が衰えてきた高齢者にとって、わざわざ店舗に行く必要がないネットスーパーはとても便利なサービスのひとつです。 しかしスマホやパソコンの操作が必要なことから実際の利用率はまだまだ低く、ネットスーパーを評価する一方で敬遠している高齢者が多い実態がうかがえます。 これらのデメリットをカバーするためには、周りの人が代理で注文したり、使い方を教えたりしてサポートするとよいでしょう。 お米や飲料水などのような重たいものでも玄関先まで持ってきてくれたり、体調や天気に関係なく必要なものが買いそろえられたりするなどのメリットを体感することで、ネットスーパーの利用を前向きに検討する可能性が高くなると考えられます。 出典 一般社団法人全国スーパーマーケット協会 2024年版スーパーマーケット白書 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部