高松商にセンバツ旗授与 「いよいよ」闘志新た /香川
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)に出場する高松商へ28日、センバツ旗が手渡された。高松市松島町1の同校で授与式があり、選手たちは大会へ向けて意気込みを新たにしていた。【潟見雄大】 授与式で県高野連の佐藤良二会長は、高松商の在校生や卒業生だけでなく県民全体が活躍を楽しみにしているとあいさつ。「持ち前の粘り強さを発揮し、甲子園で勝って校歌を響かせてほしい」と激励した。毎日新聞高松支局の成沢健一支局長から梶正司校長にセンバツ旗が手渡された。 梶校長は「旗の重みは県民からの期待の重さだと思うが、選手は重荷ではなく励みだと思い、これから頑張る決意をしていると思う」と話した。梶校長から旗を受け取った飛倉爽汰主将(2年)は「いよいよ始まるという実感が湧いてきた。高商らしい守り勝つ野球で県民に感動を与えたい」と決意を語った。島成来(しょうき)選手(同)は「もう一度気を引き締めて練習していく。甲子園では少ないチャンスをものにして勝ちたい」と誓っていた。 授与式後には毎日新聞社が高松商へ、大塚製薬の協力により製作した91回大会記念スクイズボトルを贈った。センバツは15日に組み合わせ抽選会があり、23日に阪神甲子園球場で開幕。開会式で各校の主将がセンバツ旗を掲げて行進する。