『虎に翼』伊藤沙莉の久しぶりの顔芸が炸裂 少しずつ埋まっていく寅子と優未の溝
涼子(桜井ユキ)&玉(羽瀬川なぎ)との再会で気になる“店名”
新潟地裁で思わぬ再会を果たした航一とも、寅子は距離が縮まっている。「よく来られますね」という寅子に、航一は「心配性なもので」と返し、ぎこちなく微笑む。あの手この手で恩を売ろうとする杉田を跳ね除ける寅子を、航一は食事に誘っていた。航一の表情からは気がつけば、という心情が見え隠れする。視線をキョロキョロと動かし、どっちつかずの笑顔。航一も自身の行動がよく分からないといったところだろうか。 翌月、寅子は新潟地裁の本庁に呼び出された。欠員を補うため、填補という制度を使って寅子が毎週水曜日に本庁の刑事事件を担当することになったのだ。新潟本庁のそばにある、美味しいコーヒーとハヤシライスを出す喫茶店。そこにいたのは、涼子様こと華族の令嬢・涼子(桜井ユキ)だった。寅子と一緒に女子部で高等試験を目指していたが、堕落していく母を見捨てることができずに、結婚の道を選択。その後はお付きの玉(羽瀬川なぎ)とともに、生存しているかも分かっていなかった。 次週予告に登場する玉も含め、これで“魔女5”全員が無事再登場することになったわけだが、見逃せないのは涼子が働く喫茶店の名前。「ライトハウス」から連想されるのは、よね(土居志央梨)が働いていたカフェー「燈台」だ。
渡辺彰浩