渡米した高嶋ちさ子の2人の息子に会いに、父・弘之氏が90歳にしてアメリカへ<1周回って知らない話>
5月29日に放送される今回の「1周回って知らない話 2時間SP」(夜7:00-9:00、日テレ系)では、ヴァイオリニスト・高嶋ちさ子ファミリーに密着。アメリカに留学しているちさ子の2人の息子に、父・弘之氏が会いに行く旅を映像に収めている。 【写真】高嶋ちさ子、90歳になる父・弘之とスタジオに登場 ■90歳の父の渡米に、ちさ子「何かあったらそれが寿命だと思ってる」 番組では、くせ者ぞろいの高嶋家に密着すること5年。今回は、90歳になる父・弘之氏のアメリカ旅行に密着する。旅の目的は、現在アメリカ留学中のちさ子の息子たちに会いに行くこと。ちさ子の長男が通う高校で催される祖父母向けの授業参観に、弘之氏が招待されたのだ。 ちさ子は忙しくて同行できないため、かつて息子たちのベビーシッターをしていた前野さんが代わりに同行することに。1人でないとはいえ、90歳の父をアメリカに行かせることに娘として不安もあるだろうと思いきや、ちさ子は「全然ない。何かあったらそれが寿命だと思ってる」と、思いっきり楽しんできてほしい様子を見せた。 「長男の学校生活を1回も見てない。コロナ禍で入学したから見学会にも行けなかった。学校に行ってるかも分からない」とこぼすちさ子の長男は現在17歳。思春期の長男はアメリカで一体どんな生活を送っているのか、息子のリアルな学校生活を見てきてほしい…そんなちさ子の思いと共に、父・弘之氏がアメリカへ出発する。 ■旅の前半は、ちさ子が33年前に泣き腫らした町へ 今回のアメリカ旅行で弘之氏がどうしても行きたかった場所である、コネチカット州ノーフォーク。そこは33年前、ちさ子がイエール大学の入学前に2週間暮らした町だった。 33年ぶりに現地を訪れた弘之氏は「その時、日本人はちさ子以外いなかったんじゃないかな」と目を細める。当時、初めての海外留学で右も左も分からないちさ子を心配し、弘之氏は会社を休んでアメリカに駆け付けたそうだ。「(ちさ子が)うわーって泣いて抱きついてきたんです。本当の話ですよ。そんなちさ子が、今はたくさんのお客さんに来ていただいている。信じられないですよ」と弘之氏は語った。 今となっては想像できないほど弱気だったちさ子。そんな当時の姿を収めた貴重なビデオや、ちさ子が日本の家族に送るために自ら撮った33年前のビデオレターが、テレビで初公開される。 ■旅の後半は、17歳になったちさ子の長男の学校へ ちさ子の長男は、6年前に単身でアメリカに留学。しかしコロナ禍の影響で、ちさ子は高校の入学式など学校行事にほとんど参加できなかった。息子の生活ぶりを全く知らないちさ子は「英語をしゃべれるかも分からない。イジメられていたらどうしよう…」と、あまり連絡を取らない長男のことが心配で仕方がない様子。 そんなちさ子の不安を払拭するため、弘之氏が長男の通う学校に潜入する。留学から6年、すっかり大きくなった長男と再会を果たした弘之氏は「英語は問題ないか?」「ちゃんと勉強しろよ」と一方的にまくし立てた。 さらに、長男のルームメートや日本人の友達に遭遇するや否や、学校での生活ぶりや恋愛事情を根掘り葉掘り聞く様子も。また、3年前に渡米した次男の学校も訪問する弘之氏。3年前はちさ子にべったりの甘えん坊だった次男だが、アメリカ有数の進学校に通う今、その姿が激変していた。