【カープ】引退の野村祐輔投手、多忙な日々 地元メディアからの取材殺到
今季限りで広島東洋カープのユニホームを脱いだ野村祐輔投手(35)が、多忙な日々を過ごしている。人気選手だっただけに地元メディアからの取材依頼が殺到。「寂しさよりも今は(引退に)ほっとしている。2軍でも、1軍で投げるため常に気持ちを準備してきた。メンタル的には大変だった」という。 【写真】引退会見で思いを話す野村 引退試合となった5日のヤクルト戦(マツダ)については球団、ファンへの感謝が大きい。「あれほど盛大にやってくださるとは」と感激。211試合目の登板も先発マウンド。村上宗隆選手を三振に仕留めた1回無失点を振り返り、「初めて無になれたマウンドだった。いろいろ考えなくて良かったのは初」。カープ一筋13年、投球術を駆使して抑えてきた右腕ならではの思いだろう。
中国新聞社