自宅の土間に火をつけた男に有罪判決 懲役2年6か月保護観察付きの執行猶予5年(島根・松江市)
2023年11月、松江市で自宅に火をつけた男に対し、松江地裁は11月21日、懲役2年6か月保護観察の付いた執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。 判決を受けたのは松江市玉湯町の無職の男(40)です。 この男は2023年11月6日、自宅の土間に火をつけ、室内の壁面などに燃え移らせたとして現住建造物等放火の罪に問われています。 11月21日の判決公判で松江地裁の芹澤俊明裁判長は「犯行の背景には被告が有する自閉症スペクトラム障害があり、家族などの支援なく生活していた」などとして、懲役2年6か月、執行猶予5年の有罪判決とし、加えて執行猶予期間中は保護観察を付けるとしました。 判決に対し弁護側は、現時点では控訴しない方針だとしています。
山陰中央テレビ