メーガン妃、SXSWで妊娠中のネットいじめについて改めて語る ブルック・シールズの冗談に不快感も?
3月8日にテキサス州で始まった、音楽と映画、ビジネスのイベント「サウス・バイ・サウス・ウェスト」。初日の基調パネルディスカッションにはメーガン妃が登場、俳優のブルック・シールズやキャスターのケイティ・クーリック、社会学者のナンシー・ワン・ユエンと「女性たちがスクリーンの内外で果たしてきた役割」について話し合った。 【写真】メーガン妃の美貌遍歴・女優時代から振り返り40連発
トピックの1つであるネットいじめについてモデレーターが言及すると、妃は「今は自分の健やかな生活のために(SNSやネットから)距離を置いている」とコメント。「でもSNSやネット上で私が経験したいじめや虐待の大部分はアーチーとリリを妊娠しているとき、それから2人が生まれたばかりの頃に受けたものだった」と自分の経験について語った。新聞「ニューヨークポスト」などが報じている。
さらに客席に向かって「なぜ人は憎しみに満ちた態度をとるのかそのことを考えてほしい。ネットいじめは意地が悪いというよりも残酷な行為だ」といじめを批判。「妊娠しているとき、生まれたばかりの赤ちゃんがいるときは誰もが知っているように、それは母親としてとても優しくて神聖な時間。それなのになぜそういうことをするんだろうか?」と問いかけた。客席の最前列ではヘンリー王子がその言葉に頷いていたという。
妃はこれまでにもたびたび、妊娠中に受けたネットいじめについて語っている。2021年3月に受けたオプラ・ウィンフリーのインタビュー(写真)でも、ネットのいじめが一因となり「自殺を考えた」と話していた。また2022年末にニューヨークで行われた「平和のさざなみ賞」授賞式でも「当時はそれを口に出すのが恥ずかしかった」と前置きしつつ「もう生きていたくなかった」と語っていた。
ちなみに今回のパネルディスカッションで妃は小学生のときのエピソードも改めて披露。妃自身も何度か話している話なのですでに有名だが、授業で食器洗い洗剤のCMを見た妃が「お皿洗いは女性の仕事」というCMのコンセプトに疑問を抱き、洗剤メーカーとヒラリー・クリントン大統領夫人(当時)に手紙を書いたという話である。妃は今回のディスカッションで「私は11歳だった。食器用洗剤のCMを見てクラスの男の子が『女性の居場所はキッチンだ。女性はキッチンにいればいいんだ』と言った。11歳の私にはただそれが腹立たしかった。会社に手紙を書いて、最終的に会社はCMを変えることになった」と回想、成果を語った。