中部の機械、電機メーカー各社 循環型経済へ開発加速 持続可能社会へ貢献
中部地方の機械、電機メーカーの間でサーキュラーエコノミー(循環型経済)への取り組みが広がっている。電子部品実装ロボットメーカーのFUJI(本社知立市)は、がれきから不純物を取り除いたり、混合廃棄物の中からリサイクル原料になる素材を選び取る自動選別ロボットを開発し、11月から出荷を開始する。産業用生産設備を手掛けるダイサン・(ダイサンドット、本社小牧市)は三菱電機と共同で、静電気を用いてプラスチックを選別しリサイクルする装置の運用を始めた。限りある資源の循環を促し、持続可能な社会の実現へ、貢献を目指す。