ヤクルト・高津監督、来季1番に塩見指名「相手からしたらすごく嫌なバッター」
リードオフマンは、やっぱり塩見だ!! ヤクルト・高津臣吾監督(56)が26日までに、来季の1番打者の筆頭候補に塩見泰隆外野手(31)を挙げた。今季は左前十字靱帯(じんたい)と半月板を損傷。手術を受けた影響で31試合の出場にとどまった背番号9の復活を期待した。 「ダジャレじゃないけど、1番は塩見がいるのが一番いい。足があって、長打力があって、得点圏でもいいバッティングする。相手からしたらすごく嫌なバッター」 2年連続5位に終わった今季、1番打者は塩見のほか、西川や長岡ら計13人が務めた。攻撃の流れをつくるだけでなく、下位打線でつくった好機で得点を挙げる役目なだけに、3年ぶりV奪回へ重要な存在だ。 塩見は2021、22年に1番打者としてチーム最多出場。リーグ連覇に大きく貢献した。既に打撃練習を再開し、来季の開幕戦(3月28日、対巨人、東京ドーム)の前に実戦復帰できる見通し。高津監督は「どういう状態でキャンプ、シーズンに入っていけるかも非常に大きなポイント」とした。(赤尾裕希)