<2024ウィンブルドン>錦織圭選手、体の状態は良好「アグレッシブに良いプレーを」 日本人選手6人のインタビュー公開
◇ダニエル太郎選手
--仕上がりや手応えはいかがですか。
直近2大会ほどはアップダウンが激しかったです。芝は去年と比べても年々しっくりきているし、ロンドンに対しても親近感が湧いているので、楽しんでやっています。
--「しっくりきている」とは具体的にどんなイメージでしょうか?
初めて芝のトーナメントに出た時はすごく不自然な感じがしていて、自分のテニスができないサーフェスだと思っていたのですが、去年から今年と練習してきて、しっかり集中して自分の強みもうまく生かせるようになり、苦手意識も克服できていると思います。
--芝の戦い方や対策していることを教えてください。
他のサーフェスと比べて動きが難しいです。守るときの動きに気を付けないと、滑りやすいのでケガもしやすいです。そこで楽に動けるようになるとラリーもつながりやすくなるのですけど。
--初戦で対戦するチチパス選手の印象はいかがでしょうか。
今のテニスは本当にどちらが先にプレッシャーを仕掛けて主導権を握るかというところが非常に大事なので、相手が誰でもそれは変わらないので、本当に最初の一発目を打てるように積極的にいきたいと思います。
--今大会に懸ける意気込みをお聞かせください。
まずは初戦のチチパスに勝つために、今まで取り組んできていることをやり切って、なるべくブレーキをかけずに、全部ミスってもいいから打ち続けるっていう、そんな意気込みで入っていきたいと思います。
◇大坂なおみ選手
--芝のプレーの難しさはどういうところですか。
芝ではあまり経験を積んでいない、ということだと思います。だからどの試合からもどの練習からも、徐々に少しずつ良くなっているという感じがします。どのようにして自分のプレーを強化できるか考えています。
--シフィオンテク選手やサバレンカ選手などタフな相手が大勢いますが、トップにまた戻ることができると考えていますか。