【都知事選終盤】石丸氏「インフルエンサー戦略」で“実質0円都知事”目指す 田母神氏は“いい人”戦略…高須院長ら応援で減税PR
投開票日まであと5日に迫った東京都知事選。 この週末、銀座や渋谷などで多くの聴衆を集めていたのが、YouTubeなどSNSでバズってきた前広島県安芸高田市長・石丸伸二候補(41)。 一方、かつて航空自衛隊のトップを務めていた田母神俊雄候補(75)は、タレントのデヴィ夫人や高須院長など、友達作戦でさらなる知名度アップを目指している。 【画像】6月28日、田母神氏の応援に訪れた高須クリニックの高須克弥院長
石丸氏「自らの報酬分を都のYouTubeで…実質0円都知事」
安芸高田市長時代に、地方自治体のYouTube登録者数を日本一にした実績をひっさげ、今回の都知事選に立候補した石丸氏はこう訴えた。 石丸伸二候補: 都政の見える化・わかる化。その時に一番大事なことは何かというと、興味関心を持ってもらう事なんですね。 都知事がインフルエンサーになることで、自らの報酬分を都のYouTubeで稼ぐことができるのではないかとも訴える。 石丸伸二候補: 広告収入、取っていきます。もしかすると、都知事の年収くらい稼ぐんじゃないかと。(なので)実質0円都知事…。 “生の訴え”の途中でもSNSを意識して、「ぜひ、続きはウェブで…」と言葉にした。 銀座でハイタッチする際には、近くにいるスタッフが「写真や動画はどうぞ。SNSの拡散をお願いします」と案内していた。 街頭演説に加えて、SNS戦術を駆使した選挙戦を展開する石丸氏は、6月30日のライブ配信では思わず涙ぐむ場面もあった。献金をはじめ、ネットを通じた支援の大きさに触れ感極まったようだった。 石丸伸二候補: (献金額は)2億769万3000円…。(中には)自分は年金生活なので、1000円でごめんなさいみたいな。 2億を超える献金。直近の額を聞いてみると、「きょう7月1日…この1日で600万入ってます」と話した。 注目が高まる石丸氏を応援する理由を聞いてみると、有楽町に演説を見に来た人は「今の日本の閉塞感というか、これまでの既存のやり方でない所で変えていこうとされている」と話した。