Snow Man 深澤辰哉、無免許でもドライブ企画に欠かせない存在に(C)リアルサウンド編集部

　1月24日、Snow Man公式YouTubeチャンネルに「【㊗️釣り部結成】とある場所に向かいます」がアップされた。同動画はSnow Manの釣り部が結成され、その初代部長に就任した深澤辰哉と、メンバー候補の阿部亮平、佐久間大介、目黒蓮がとある場所に向かうためにドライブをしている内容だ。釣りのロケとなると早朝集合になるため、出発前に佐久間はメンバーになることを嫌がる素振りを見せていたが、ドライブ中には「このメンバーの中で一番釣り経験が豊富」とアピール。それを聞いた阿部がすかさず「佐久間は釣り部に欠かせない存在だね」と指摘する場面があり、和やかな笑いが起きていた。その言葉を借りると、深澤は「ドライブ企画に欠かせない存在」と言えそうだ。というのも、過去にアップされているドライブ企画の多くに深澤が参加しているのである。車の運転免許を所持していないにもかかわらず、深澤とドライブ企画がなぜ相性が良いのか考えてみたい。 【画像】地上波バラエティでも活躍するSnow Man 　まずは、「トーク回しが流暢であること」を挙げたい。グループのMCや他の動画で進行を務めることが多い深澤にとっては当たり前のことかもしれないが、やはりその手腕はドライブ企画でも輝いている。運転免許を持っていないため後部座席に座ることが多い深澤は、台本を片手に後方からまんべんなく全員に話を振っている。しかも、素の会話のような展開に持っていくのが非常に上手い。 　それだけでなく、時にはいじられ役になることも盛り上がる要素の一つだ。例えば、2023年11月22日にアップされた「【焼き鳥食べに行こう】改めて近況報告だね」。渡辺翔太からコンテンツになるような話題がないか振られた深澤は、渡辺と目を合わせて「コレ、俺からは言えないから……」と声を潜めていたが、渡辺は「カンペに書いてあるんだけど“自分からは言えない”って言ってんだけど、自分で読みなよ」と言い放たれてしまう。深澤は「おい！」と笑いつつも、咳払いをして「ふっか、連ドラおめでとう！　撮影はどうなの？」と結局自分で読み上げて笑いを取っていた。さらに、かつて舞台『SHOCK』に堂本光一の子供時代の役で出演したことがあったと話すと、「光一くんもショック受けてんなぁ。なんで深澤出しちゃってたんだろう」と渡辺からイジられてしまっていた。イジられるだけでなく、自らボケる場面も。出演していたドラマ『今日からヒットマン』（テレビ朝日系）の現場の様子を語る深澤は、「正直、あんまこういうこと言っちゃいけないけど、（現場は）俺で持ってるみたいなところが……」と言い、笑いを生み出していた。こうして、トークを回すだけでなく、盛り上がりどころを自分でも作れる深澤は閉塞的になりやすいドライブ企画にピッタリな存在と言えそうだ。 　また、メンバーの小さなボケをきちんと拾って会話を成立させているのも、深澤のスキルの一つだろう。2023年10月18日にアップされた「【目黒ドライブロケ初参戦】今日は完全にプライベートで行くぜ!!」の出発前、目黒に運転させるべく「免許証を持ってきてない」とウソの申告をした向井康二。しかし、「実は、保険で持ってきてはいる」というやり取りで盛り上がった後、結局向井がドライバーをすることになった。出発する際、向井が「ちょっと免許証取ってくる」と踵を返した瞬間、深澤は「保険で持ってきたやつね」と被せて会話に流れを生み出していたのである。