山形美術館の理事会、「古代エジプト美術館展」など来年度事業を承認
山形放送
山形美術館の理事会が9日山形市で開かれ、来年度の事業計画として古代エジプトの文化や歴史に迫る、「古代エジプト美術館展」の開催などを承認しました。 理事会では、代表理事で山形新聞の寒河江浩二会長があいさつしたあと、事務局から来年度の事業計画案が報告されました。 計画案では、来年4月から絵本「11ぴきのねこ」シリーズの作者として知られる、馬場のぼるさんを紹介する展覧会を開催します。 ほのぼのとした漫画や50年間書きためた秘蔵のスケッチブックなどを展示します。 7月には、ミイラやツタンカーメンの指輪などを展示する「古代エジプト美術館展」を開きます。 事業案はいずれも承認されました。 このほか2021年10月に閉館した山寺後藤美術館が収蔵する2つの作品が、ことし10月に寄贈されたことが報告されました。