「ドラマ出演も…」楽天・田中将大に“2年6億円大減俸”報道「安楽パワハラ問題」でイメージは最悪に
楽天の田中将大に逆風が吹き荒れている――。 ’06年の甲子園で“ハンカチ王子”こと斎藤佑樹と投げ合い、日本球界からメジャーに渡り、’21年に再び楽天に戻ってきた「マー君」。故野村克也監督が 【画像】避妊具をつけず中絶を強要か…巨人・坂本勇人「体操界の美女」とのメロメロ写真 「マー君 神の子 不思議な子」 と形容するなど、球界きってのスーパースターだ。 「12月10日放送のドラマ『下剋上球児』(TBS系)に、田中将大が解説者役でサプライズ出演しました。局が力を入れている日曜劇場だけに、さすがと思える“大物ゲスト”のはずでしたが……」(ワイドショー関係者) 個人成績で言えば、日米通算200勝にあと3勝と迫っており、来季の記録達成はほぼ確実視されている。スポーツ紙の担当記者によると 「球団も『田中将大選手 日米通算200勝応援特設サイト』を立ち上げるなど、全面的に後押ししている」 という。 そんな上げ潮ムードが変わったのは、楽天の後輩だった安楽智大投手のパワハラ問題が発覚してからだ。複数の若手選手から 「ロッカールームで下半身を露出させられた」 「平手打ちされた」 という声が飛び出し、楽天は安楽を自由契約とした。 この時、後輩の蛮行を“見て見ぬふり”していたと報じられたのが田中だった。 踏み込んだのは読売新聞グループの『スポーツ報知』。安楽が若手選手の下着をずらした現場に 《田中将も居合わせていたという証言もあり「その状況を見て笑っていた」と話す選手もいた》 と報じた。その後、どういうわけか文章は大幅に修正され 《田中将も居合わせていたという証言もある》 に変わった。 田中は1日に自身のSNSを更新し 《この度は皆様にご心配をおかけし、申し訳ございません。ハラスメントは許されないことです》 と投稿。続けて 《球団のみならず、自分もチームの年長者として、もっと後輩たちの様子に気を配り、気軽に相談され、問題があれば率先して注意すべきであった、意識が甘かったと反省しています》 と振り返った。事実上、“監督不行き届き”を認めた形だ。 「もちろん反省はしていますが、マー君のマスコミ不信は強まるばかりです。もともと取材にそっけないタイプでしたが、安楽をめぐる報道で、今後は完全に“ボツ交渉”でしょうね。彼はスポーツ紙の報道を逐一チェックしていて、納得がいかないことを書かれると、一気に距離を置く。 時間が経過しても、機嫌が直ることはない。SNSで安楽に触れたのも、記者間では『契約更改の場で直接聞かれたくないからでは?』と囁かれています」(前出・スポーツ紙記者) その契約更改が難航しているという報道もある。 大々的に報じたのは、またしてもスポーツ報知で 《【楽天】田中将大、2年で6億円超え減額提示 連続2億円超減は史上初…越年で交渉長期化も》 と報じた。 今季7勝11敗、防御率4・91に終わった田中に、球団が減額制限(1億円超えは40%)を超える来季年俸を提示したというのだ。昨季は出来高を含む9億円から大減俸で残留。今季の推定年俸4億7500万円から、2年連続で2億円超の大幅ダウンになる。 「事実関係はともかく、マー君は『2年連続大減俸』などと書かれ、オワコンのイメージがつくことを嫌がっていた。その矢先のスポーツ報知の容赦ない見出しですからね(笑)。あくまで想像ですが、安楽の一件で関係は最悪なのではないでしょうか」(同・スポーツ紙記者) 球団としても難しい舵取りを迫られている。別の野球担当記者は 「マー君は楽天の“象徴”で、球団としては将来的な監督就任も期待している。一方で年俸交渉は譲る気はない。“マー君だけは特別”となってしまうと、ほかの選手に示しがつかないからです」 と指摘する。 ネット上では安楽の一件から田中に対して「見損なった」「ガッカリした」という声が多く寄せられている。 田中のピリピリムードは当分続きそうだ――。
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