（写真：The Ryukyu Shimpo Co., Ltd）

　那覇市立病院は9日、システムトラブルにより救急外来の停止や一部外来の診療を制限した。 【写真】那覇市役所で大規模システム障害　原因は「LANケーブルの接続間違い」

　同日午後5時時点で、一般診療システムは復旧したため、10日から診療を再開する。夜間救急と小児救急については一部不具合があるため、引き続き休止する。 　同病院によると、8日に停電を伴う作業を行ったことで、電子カルテシステムのネットワークで負荷がかかり、トラブルが生じたという。予定していた外来は紙のカルテなどで対応しているほか、透析患者の受け入れは実施している。入院予定の患者などには個別に連絡してる。復旧後には同病院のホームページで発表する予定。 　那覇市立病院へ緊急搬送を行う那覇市消防局と浦添市消防本部は、他の緊急外来のある病院へ搬送を割り振っており、9日時点で影響は出ていないという。 　（嘉陽拓也、玉城文、玉城凪姫）