普通の顔写真→“アメリカの卒業アルバム”風に変身 話題の写真加工 若者のリアルな声を取材
日テレNEWS NNN
顔写真を“アメリカの学生”のような写真に加工できる『AIイヤーブック』が、SNSを中心に話題になっています。コンセプトは、“90年代アメリカの学生の卒業アルバム”。若者はどう感じているのか、リアルな声を取材しました。
『AIイヤーブック』は、国内で500万以上(SNOW Japan発表)ダウンロードされている写真加工アプリ『EPIK』内のサービスです。顔写真を選んで作成ボタンを押すと、自動的に90年代の髪型やメイク、ファッションをAIが表現し、まるでアメリカの卒業アルバムに載っているような写真を作成してくれます。 9月21日にリリースされると、芸能人や動画配信者らが実際に作った写真を投稿するなど話題に。SNOW Japanによると、世界的に90年代のファッションや音楽などのカルチャーが再燃している今、若者を中心にトレンド化し、当時を懐かしむ大人世代も利用しているといいます。
■記者が実際に“卒アル風写真”を作ってみた
実際どれくらい時間がかかり、どんな写真ができるのか? 記者が実際にサービスを体験してみました。手順は、以下の通りです。 (1)顔写真を8~12枚選ぶ(今回は10枚選択) (2)性別を「女性」「男性」「その他」から選ぶ(今回は「女性」を選択) (3)24時間以内に画像が提供される「Standard(500円)」か、2時間以内に提供される「Express(800円)」を選択する(今回は「Express」を選択) (4)画像作成ボタンを押して終了 30分ほど待つと、“アメリカの学生”風に作られた写真が完成。「ベーシック」「カリスマ」「優等生」「ミュージシャン」「スポーツマン」「ファッショニスタ」といった6つのカテゴリーごとに10枚ずつ、計60枚の写真が出来上がりました。
例えば、「優等生」の中の1枚は、眼鏡をかけて本を抱えたインテリ風に。AIが自動で様々なポーズをつけ、「ミュージシャン」のカテゴリーではドラムのスティックを手に持った写真や、「スポーツマン」ではチアリーダーや、バスケットボールを手にした写真など、アメリカの学校に実際にいそうな仕上がりに。ワンショットの顔写真を約10枚用意することにややハードルの高さを感じたものの、思わず人に見せたくなるような写真が完成しました。