バドミントン 山口茜が日本勢唯一の決勝進出 パリ五輪閉幕直後で準備不足も好調「(自分でも)よく分からない」
「バドミントン・ジャパン・オープン」(24日、横浜アリーナ) 女子シングルス準決勝が行われ、パリ五輪代表の山口茜(再春館製薬所)がタイ選手をストレートで下し、決勝に進んだ。 第1ゲームは正確なショットで相手を翻弄(ほんろう)し、21-14と圧倒した。第2ゲームは一時逆転を許したが、冷静に対応。最後は相手の前に落ちるドロップショットを決め、22-20で勝利した。 パリ五輪閉幕からわずか約2週間で開かれた大会だけに「準備不足」と本音を吐露していたが、始まってみれば日本勢で唯一の決勝進出。「(自分でも)よく分からないです」と苦笑いした。 決勝に向けて「ここまできたら優勝はほしいですけど」としつつ、「これまで通り、どれだけ楽しめるかにフォーカスできたら」と意気込んだ。 男子シングルスの奈良岡功大(NTT東日本)と、女子ダブルスの岩永鈴、中西貴映組(BIPROGY)は敗れた。