【山形】JR山形駅西口広場が水族館に 現実と仮想世界融合
YTS山形テレビ
皆さんは現実と仮想世界を融合させる「XR」という技術を知っていますか?いま県はこのXRを活用したビジネスを支援する取り組みを行っています。 その背景とは。やってきたのはJR山形駅西口の広場。タブレットをかざしてみると… 【菅原智郁リポート】 「わー!すごい!たくさんの魚が泳いでいますよ。あ!クジラもいました!山形駅前が水族館になりました!」 現実と仮想世界を融合させることで、新たな価値や体験を生み出すXR=クロスリアリティ。県は、今年度の新規事業として山形大学やアプリ会社などに委託しXRを活用したビジネスを支援する取り組みを始めました。 背景にあるのは「若者の県外流出」です。 【山形大学アントレプレナーシップ教育研究センター小野寺忠司センター長】 「山形にいても仕事ができるとか高付加価値人材をどうやって作り上げるかというところに着目して現実と仮想が一緒になっていろいろな仕事が生まれていくということを狙いとしている」 XRを活用すれば観光案内や広告などをバーチャルで表示させることもでき活用の幅が広がるということです。 山形駅西口では、来月3日から専用のアプリをダウンロードすることで、XRを誰でも体験することができます。 【山形大学アントレプレナーシップ教育研究センター小野寺忠司センター長】 「山形らしい資源観光資源を使いながらいかに早くアピールしていくか。付加価値を生み出して新しい技術をつくれるような若者を育てていくかということに着目している。自分の目で体験していただければ素晴らしさがわかると思うのでぜひ来てください」