日本代表森保一監督、日本に危機感 欧州選手権視察予定「彼らより早く成長、進化しないと置いていかれる」
日本代表の森保一監督(55)が16日、大阪・パナスタで行われたG大阪―柏戦を視察後、取材に応じ、今週末から7月上旬までドイツで開催されている欧州選手権を視察すると明かした。 ドイツがスコットランドに5―1で勝利した開幕戦に、この日スペインが3―0で完封勝ちしたクロアチア戦を動画で見て、「W杯ではドイツ、スペインに勝てて、日本人として誇れる勝利ができたかなとは、ドイツ、スペインの試合を見て感じることができた」と振り返った。だが、続けて「ただ、彼らも進化している。我々もこの先、さらに進化しないと、また置いていかれる。彼らの成長スピードより早く成長しないと。当たり前に戦えると思ってもらえるように、力をつけないと」と危機感も口にした。 また、日本代表DF伊藤洋輝がドイツ1部シュツットガルトから名門のバイエルンに移籍することについては、「バイエルンに取ってもらえる選手は世界中探しても本当に一握り。日本人が世界トップチームに評価されて移籍できるのは日本人として誇らしい」と称えた。
報知新聞社