法要中にさい銭が飛び交う珍しい法要…瀬戸内市の寺で投げ銭供養【岡山】
岡山放送
江戸時代から続くとされる珍しい法要です。紙に包んださい銭を投げて先祖を供養する「投げ銭供養」が7月14日、瀬戸内市の寺で行われました。 瀬戸内市邑久町の寺、庄田山朝日寺で行われた「投げ銭供養」は、市の重要無形民俗文化財に指定されています。寺には約200人が集まり、初盆を迎える47人の名前が順番に読み上げられ、家族らが一斉に紙に包んださい銭を祭壇に向けて投げ入れていました。 投げ銭供養は、寺に納めたさい銭の額が分からないようにするため始まったともいわれ、力いっぱい投げられたさい銭が祭壇の周りに広がっていきました。 (庄田山朝日寺 神坂孔彦総代長) 「/仏様を成仏できるという昔からの風習で これが終わったら暑い夏が来る」 投げ銭供養は、毎年、海の日前後の休日に行われています。
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