ちょっと知っているだけで野菜がおいしくなる 春夏野菜の下処理方法 ミツカンが紹介
スーパーマーケットでは旬の野菜が店頭に並んでいます。よりおいしく食べるには、どうすればいいでしょうか。大手食品メーカー・株式会社ミツカンの公式インスタグラムアカウント(mizkan_official)では、この時期とくに食べる機会が増える野菜の下処理の方法を紹介。知っておけば、苦手な野菜にも挑戦できそうです。 【動画】野菜がよりおいしくなる下処理方法 実際の投稿 ◇ ◇ ◇
オクラの産毛を取り除く方法
夏に旬を迎えるオクラ。産毛があり、下処理に悩むことも。この産毛を取り除くには、塩で揉むのがいいそうです。適量の塩を振りかけたオクラを両手のひらで挟み、ゴロゴロと転がすと産毛が取れます。さらに、この下処理をすることで色が鮮やかになり、味もなじみやすくなるそうです。 また、ネットに入ったオクラを購入した際は、ネットに入れたまま縦にして、ゴロゴロと両手のひらで転がして揉むのもいいとのこと。この場合、塩がなくても産毛が取れるそうです。 オクラを丸ごと食べるときは、茎の部分が硬いため、ギリギリのところで切り落とし、がくは回すように削るといいそうです。 オクラは生でも食べられますが、ゆでると青臭さが取れて、より粘りが出やすくなります。熱湯で約30秒ゆで、水にはさらさないこと。そうすると、甘みと旨味がアップするそうです。
忘れがちなキュウリの下処理
一年中、サラダなどで食卓に登場するキュウリ。夏を代表する野菜のひとつです。そのまま切って食べてもいいですが、板ずりをすることでさらにおいしく楽しめるそう。投稿では、「省かないでほしい工程」として紹介しています。 塩でキュウリの表面を軽く揉むことで、皮がやわらかくなり、口当たりや味なじみが格段にアップ。また、板ずりをすることで、キュウリの苦みやえぐみも解消できるそう。板ずりをしたあとは水で洗いましょう。 さらに、ピーラーなどで皮を縞目にむくと、苦みや青臭さを軽減させられるそうです。 キュウリには体を冷やす作用があり、暑い夏にぴったりな野菜です。また、利尿作用に効果的なカリウムも含まれており、むくみ解消も。