「エンドウが主力で開幕を迎えるのは賢明ではない」遠藤航では物足りないのか。英メディアがアンカー補強の必要性を力説「ファビーニョも31歳で衰退した」
「少なくとも強化を検討したほうが良い」
アルネ・スロット新体制となったリバプールは、まだ新戦力の獲得には動いていない。ただ、もちろん補強は必要だ。 【PHOTO】パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー4人を一挙紹介! 英メディア『SPORTS MOLE』は7月17日、アンドリュー・ロバートソン(左SB)、遠藤航(アンカー)、ルイス・ディアス(左ウイング)のポジションに代役が必要だと主張。遠藤について、こう綴っている。 「彼は見事な活躍を見せたが、リバプールが日本代表キャプテンを主力守備的MFとして次のシーズンを迎えるのは賢明ではないだろう」 同メディアは「3月10日にアンフィールドでマンチェスター・シティを相手に彼が到達したレベルは、いささか驚きだった。降格の危機に瀕するシュツットガルトでの彼の闘志あふれる性格は多くの人が知っていたが、バックラインからパスを受け、プレッシャーをかわしてプレーする彼の能力は、歓迎すべき成長だった」と昨シーズンの働きを評価。こう続けた。 「エンドウがもたらした最大のプラスの影響は、6番としての縛りから解放されて活躍したアレクシス・マカリステルとの補完的なパートナーシップを築いたことであると言えるだろう」 そのうえで、「しかし、リバプールがマカリステルやドミニク・ソボスライのような選手たちから引き続き最高のパフォーマンスを引き出そうとするなら、エンドウのポジションの改善に努めなければならない」と見解を示している。 「まず、日本代表のキャプテンはすでに31歳であり、同年代の選手は体力の衰えを経験することが多いことを考えると、少なくとも強化を検討したほうが良いだろう。実際、エンドウ自身もこの件について謙虚にコメントし、年齢を考慮するともう1人の6番を獲得した方が良いかもしれないと主張し、それが最終的にチームを強くするのであれば、もう1人の獲得に賛成すると述べた」 「さらに、エンドウは昨シーズン、一時的に非常に良いパフォーマンスを見せたものの、ピッチをカバーしたり、デュエルに勝ったりすることに苦労する場面もあった。リバプールが2022-23シーズンに同年齢のファビーニョが突然衰退した経験を考慮すると、レッズとしてはそのようなシナリオが再び起こらないようにするのが賢明だろう」 リバプールが取り沙汰されている守備的MFを獲得するのか。今後の動きに注目だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部