年平均額101億円の大谷一人のほうがメジャー球団の総給与額より高い、という事態に…

契約の年平均額は101億円にも達する大谷。選手総年俸で及ばない球団が8つもあるという。写真：滝川敏之

　現地12月9日、ロサンゼルス・エンジェルスからFAとなっていた大谷翔平のロサンゼルス・ドジャースへの移籍が発表された。注目された契約内容は10年7億ドル（約1014億円）と、プロスポーツ史上類を見ない超大型契約となったが、平均年俸7000万ドル（約101億4000万円）が一部のメジャー球団の総年俸を超えていることが話題となっている。 【画像】史上初の快挙多数！「大谷翔平2023年の軌跡」 　米メディア『Yahoo Sports』はX（旧ツイッター）において、「ドジャースは今シーズン、いくつかの球団が全ロスターに費やしている金額よりも多くをオオタニに費やすことになるだろう」との文面とともに、大谷の年平均額7000万ドルよりも総給与額が低い球団のランキングを画像によって紹介。「大谷翔平の推定年俸7,000万ドルは、これらのチームの現在の給与総額を超えている」との言葉とともに示したランキングは以下の通りだ。 大谷　7000万ドル（約101億円） ガーディアンズ　6690万ドル（約97億8000万円） マーリンズ　6590万ドル（約96億3000万円） ロイヤルズ　6550万ドル（約95億7000万円） ブルワーズ　6160万ドル（約90億円） レッズ　5990万ドル（約87億5000万円） パイレーツ　5420万ドル（約79億2000万円） オリオールズ　4290万ドル（約62億7000万円） アスレティックス　3860万ドル（約56億4000万円） 　アスレティックスにいたっては、大谷一人の年俸の半分程度の額となっている。今回のドジャースとの契約がいかに規格外なものであるかが見えてくるが、この事実に対しファンからは「彼にとって年間7000万ドルは安いと思う」「史上最高の選手として名を残すだろう」「リーグにとって素晴らしい事」「これは手に負えなくなってきている」「サラリーキャップが必要だ」「これはめちゃくちゃ非常識」などと様々なコメントが寄せられている。 構成●THE DIGEST編集部