【レッドシーターフHC】愛国馬タワーオブロンドンが長距離重賞をV ムーア「いい瞬発力」
「レッドシーターフHC・G3」(24日、キングアブドゥルアジーズ) 日本馬4頭が参戦したマラソンレースは、ムーアが騎乗したガリレオ産駒の愛国馬タワーオブロンドン(牡4歳)が、重賞タイトルを手にした。日本の同名馬は19年スプリンターズSを制した短距離馬だったが、全く違うカテゴリーで勝利をつかんだ。 道中はリビアングラスがハナを切る展開。先頭で直線に向くと早めにスパートして粘り込みをはかったが、最後は後方で脚を温存していたタワーオブロンドンが大外を豪快に伸びて差し切った。 ムーアは「馬場が速いことを心配していたが、うまく対応してくれた。追いだした時に詰まるようなところがあったが、抜け出してからはいい瞬発力を見せてくれた」とパートナーをたたえた。 直線で一度先頭に立ったエヒト(牡7歳、栗東・森秀)が5着。アイアンバローズ(牡7歳、栗東・上村)、ブレークアップ(牡6歳、栗東・森田)、リビアングラス(牡4歳、栗東・矢作)は着外に敗れた。