母子保健や福祉向上に取り組まれた生涯 三笠宮妃百合子さまご逝去
日テレNEWS NNN
15日朝に亡くなられた、三笠宮妃百合子さまの生涯を振り返ります。 三笠宮妃百合子さまは、1923年に高木正得氏の二女として生まれ、1941年には現在の学習院女子中・高等科の前身である女子学習院を卒業されました。 【写真】ゾウの「アヌーラ」をバックに記念撮影に臨まれる三笠宮ご夫妻とアヌーラさん 提供・読売新聞社 その年に、昭和天皇の弟で天皇陛下の大叔父にあたる三笠宮崇仁さまと結婚し、3男2女を出産されました。 百合子さまは1948年から62年間、恩賜財団母子愛育会の総裁をつとめるなど、母子保健や福祉の向上に取り組まれました。2007年に大腸がんの手術を受けたほか、2020年に肺炎と心不全で入院、2022年には新型コロナウイルスにも感染しましたが、今年3月の入院まで元気な姿を見せられていました。 2016年10月に三笠宮さまが100歳で亡くなった後は、喪主として三笠宮さまをしのぶ一連の儀式に出席されました。