92歳の大村崑、今後チャレンジしたいことは「上品なおばあちゃん役」
俳優の大村崑、女優の松下由樹らが20日、都内で行われた映画「お終活 再春!人生ラプソディ」&楽天シニア再春フェスティバル2024に出席した。 映画「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」(21年)に続く終活エンタメ第2弾。「再春」には人生100年時代、過去に諦めた夢に向かって「再」び青「春」して挑戦しようという意味が込められている。前作に続き2度目の出演となる松下は、「ネガティブなイメージの終活がすごくポジティブになった」という。「(今作は)より一層どう生きるかがメインに描かれている」と魅力を語り、「笑って泣けて役に立つ作品」と続けた。 映画にちなみ、今後チャレンジしたいことを問われ、92歳の大村は「上品なおばあちゃん役をやってみたい。人生最後に」と回答。10年近く、日本舞踊の女形の稽古をしているという。 また「女房に逆らわないこと」が人生を楽しむ秘訣(ひけつ)と明かし、熟年夫婦の登場する本作については、「必ず夫婦で見て、『あの映画のようにいきましょう』と反省して」と強調。大村自身も「嫁も連れて行って見せようと思います」と笑った。 イベントには元宝塚トップスターの凰稀かなめ、タレントの勝俣州和、香月秀之監督、ダンサーのSAMも出席し、映画のエンディングで踊ったという「楽天シニアダレデモダンス」を登壇者全員で披露。この日が初めてという大村はフリを必死に覚えようとするも覚えられず、来場者と共に手拍子で盛り上げた。
報知新聞社