女子62キロ級・元木咲良&同57キロ級・桜井つぐみ、五輪壮行会出席 元レスラーの父へ恩返し誓う/レスリング
レスリングのパリ五輪女子62キロ級代表の元木咲良(22)と57キロ級の桜井つぐみ(22)=ともに育英大助手=が15日、前橋市内で行われた同大の壮行会に出席した。 ともに五輪は初出場。元木は「勝ちたいという気迫があふれたレスリングをしたい」。桜井も「絶対に金メダルを取って帰ってくる」と頂点を見据えた。 元木の父、康年さんは2000年シドニー五輪のグレコローマンスタイル63キロ級代表。桜井の父、優史さんも元レスラーで、桜井を高校まで指導した。16日の「父の日」を前に元木は「レスリングに出会えたのは父のおかげ。感謝の気持ちでいっぱい」。桜井は「五輪で勝つことが一番の恩返し。五輪の金メダルを父の日のプレゼントにしたい」。父への思いも胸に、花の都での奮闘を誓った。(角かずみ)