チェルシーの逸材ハッチンソン レンタル移籍先のイプスウィッチで大ブレイク
ここ5試合で3ゴール2アシスト
チェルシーが誇る逸材がレンタル移籍先で大ブレイクしている。 今季出場機会を求めてチェルシーからイプスウィッチ(英2部)へのレンタル移籍を決断したジャマイカ代表MFオマリ・ハッチンソンだが、新天地でその才能を遺憾なく発揮しているようだ。 チェルシーの下部組織出身のハッチンソンは、チャールトン・アスレティック、アーセナルのユースチームでのプレーを経て、2022年7月にチェルシーへ帰還。帰還後はU-21チームを主戦場としながらも、昨年1月5日に行われたプレミアリーグのマンC戦ではファーストチームデビューを果たし、デビューシーズンに公式戦2試合に出場。また、これまでは生まれ故郷のイングランドの世代別代表でプレイしていたが、昨年3月に行われたトリニダード・トバゴ戦でジャマイカのA代表デビューを飾るなど、才能豊かな選手である。 そんなハッチンソンだが、イプスウィッチにレンタル移籍した今季は先発9試合5ゴール4アシストと大ブレイク中。直近はスタメンでの出場が増え、ここ5試合で3ゴール2アシストと結果を残し続けている。また、サッカージャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏によると、既に欧州の複数クラブが同選手に注視しており、チェルシーを離れる可能性もあるという。 高いテクニックと攻撃センスを有する左利きの攻撃的MFであるハッチンソンだが、この調子でイプスウィッチをプレミアリーグ昇格に導くことができるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部