2024年のオススメ映画 [国内編] 今年チェックすべきトピック6選
今年2024年に公開が予定されている国内映画から6作品をご紹介。 大人気コミックス待望の実写化として話題の作品から、切ないラブストーリーまで目が離せない邦画作品が目白押しだ。ぜひ、予告映像だけでもご確認いただきたい。
『ゴールデンカムイ』 大人気コミック待望の映画化
2014年より連載を開始し約8年をかけて完結した、野田サトルによる大人気コミック「ゴールデンカムイ」。明治末期、日露戦争終結直後の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーと、厳しい大自然の中で、魅力的なキャラクターたちによって繰り広げられる、サバイバル・バトルアクションだ。 主人公の元陸軍兵・杉元佐一が、アイヌの少女・アシㇼパと共に、埋蔵金の在りかが描かれた「刺青人皮」を求めて旅をする物語は、同じく埋蔵金を狙う大日本帝国陸軍第七師団や、戊辰戦争で死んだはずの土方歳三など歴史上の人物も登場し、歴史ロマン、狩猟、グルメ、アイヌ民族文化など様々な要素が丁寧に織り込まれた比類ない作品として熱烈な支持を獲得している。そんな多くの人々を魅了した原作をもとに、待望の実写映画が完成し、2024年1月19日に公開される。 本作の主人公で「不死身の杉元」と呼ばれる元陸軍兵・杉元佐一を演じるのは、山﨑賢人。ヒグマに襲われる杉元を助けたことから相棒として旅をすることになるアイヌの少女・アシㇼパ役には、山田杏奈。 大日本帝国陸軍第七師団上等兵の凄腕スナイパー・尾形百之助役に、眞栄田郷敦。“脱獄王”の異名を持つ天才脱獄犯・白石由竹役に、矢本悠馬。第七師団軍曹で鶴見中尉の側近・月島基役に、工藤阿須加。第七師団一等卒。双子の軍人・二階堂 浩平/洋平役を栁俊太郎。第七師団一等卒。東北マタギの生まれの谷垣源次郎役に、大谷亮平。「不敗の牛山」と呼ばれる柔道の達人・牛山辰馬役に、勝矢。 元・新選組二番隊組長で剣の達人・永倉新八役に、木場勝己。アシㇼパの祖母・フチ役に、大方斐紗子。北海道に眠る莫大な金塊の存在を杉元に伝える男・後藤竹千代役に、マキタスポーツ。アシㇼパの大叔父役に、秋辺デボ。さらに、杉元とアシㇼパが探す、金塊を同じく狙う大日本帝国陸軍第七師団の中尉・鶴見篤四郎役に、玉木宏。杉元・鶴見と同じく金塊を狙う、元新選組・鬼の副長・土方歳三役には、舘ひろし。 制作は『キングダム』シリーズを手掛けたCREDEUS。監督は、これまでEXILE、安室奈美恵、DREAMS COME TUREなど数々の有名アーティストのMVを500作品以上手掛けた久保茂昭。脚本には、『キングダム』シリーズ、ドラマから劇場版までを手掛けた「TOKYO MER~走る緊急救命室~」『ONE PIECE FILM RED』など、数々の大ヒット作でその手腕を発揮している黒岩勉。 同じく『キングダム』シリーズ、Netflixドラマ「今際の国のアリス」シリーズ、そして『東京リベンジャーズ』シリーズのやまだ豊が音楽を担当し、原作・TVアニメシリーズでもアイヌ語の監修を行った千葉大学名誉教授の中川裕、キャストとしても参加する秋辺デボがアイヌ文化の監修を行う。 あらすじ 舞台は気高き北の大地・北海道。時代は、激動の明治後期。日露戦争においてもっとも過酷な戦場となった二〇三高地での鬼神のごとき戦いぶりに「不死身の杉元」と異名を付けられた日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく、北海道で砂金採りに明け暮れていた。そこで杉元は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊をとある場所に隠し、そのありかを記した刺青を24人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた。囚人の刺青は24人全員で一つの暗号になるという。そんな折、野生のヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。「アシㇼパ」という名の少女は、金塊を奪った男に父親を殺されていた。金塊を追う杉元と、父の仇を討ちたいアシㇼパは、行動を共にすることとなる。同じく金塊を狙うのは、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎中尉。日露戦争で命を懸けて戦いながらも報われなかった師団員のため、北海道征服を目論んでおり、金塊をその軍資金代わりに必要としていた。そして、もう1人、戊辰戦争で戦死したとされていた新選組の「鬼の副長」こと土方歳三が脱獄囚の中におり、かつての盟友・永倉新八と合流し、自らの野望実現のため、金塊を追い求めていた。 2024年1月19日公開