JFAの宮本恒靖会長がFIFA会長と会談…2031年女子W杯招致に意欲「開催したいと伝えました」
日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長と会談を行った。 宮本会長はFIFAの公式サイト『FIFA.com』にて会談の内容について言及。現在の日本サッカーが抱えている問題点やFIFA Forwardプログラムについて議論を行い、2031年のFIFA女子ワールドカップの日本開催を希望する旨を伝えたことを明かしている。 「(会長には)日本サッカーについて、いま抱えている問題点、そしてどこを改善すべきかを聞かれました。私からは登録選手数についてお話しました。増やさなければいけないですし、それをいつ、どのように増やすかについて話をしました。選手数を増やすためにも、2031年のFIFA女子ワールドカップを開催したいと伝えました。 もちろん競合国がいますが、実現するようサポートしたいとおっしゃっていました。 それが本日の主なトピックでした」 「FIFA Forwardプログラムは、もちろん私たちをサポートしてくれています。現在、ヨーロッパの各クラブでプレーしている選手はたくさんいます。我々の予算は限られていますが、FIFA Forwardのおかげでその費用が賄われています。より質の高い選手が生まれることにつながり、ワールドカップで強豪チームと対戦し、良い結果を得ることができるかもしれません。時間はかかるかもしれませんが、FIFA Forwardのおかげで、素晴らしい未来を手にすることができるかもしれません」 また、インファンティーノ会長は5日に自身の公式インスタグラム(@gianni_infantino)を更新し、宮本会長との会談を次のように振り返っている。 「本日、FIFAのパリ事務所にJFAの宮本恒靖会長をお迎えできて光栄です。私たちはサッカーの発展に関する問題について話し合い、とりわけ2026年に開催される史上最大規模のFIFAワールドカップを見据えた男子代表を中心に、すでに素晴らしい成績を収めている各国代表チームを支援し、向上させることを目的としたFIFA Forwardプロジェクトについても触れました」 「宮本会長はFIFAワールドカップでプレーすることの意味を理解しており、元サムライブルーとして、代表チームのキャプテンを務めた時と同じ意志、エネルギー、決意を持ってJFAを率いてくれると信じています。お時間を割いていただいたことに感謝しつつ、サッカーが日本、アジア、そして世界のすべての人々を結びつけられるよう一緒に取り組むことを楽しみにしています」
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