【陸上】60mで多田修平が6秒58で2位 東田旺洋も6秒59の3位と快走 女子走高跳・髙橋渚は1m84でシーズンイン/WA室内ツアー
1月27日、カザフスタンの首都アスタナで、世界陸連(WA)室内ツアー・ゴールドの第1戦「アスタナ室内」が開催され、男子60mでは多田修平(住友電工)が6秒58で2位、東田旺洋(関彰商事)が6秒59で3位に入った。 【動画】室内60mで快走した多田と東田の走りをチェック! WA室内ツアーは大会のランクをゴールド、シルバー、ブロンズ、チャレンジに分けており、ゴールドはそのうち最高ランクに位置する。世界から有力選手が集まり、好成績を残せば、今夏のパリ五輪への出場の可能生が高くなる重要な大会となっている。 多田は予選を6秒59の1着で通過すると、決勝も得意のスタートから中盤も力まず疾走。抜群の出足を見せた19年全米室内優勝の実力者D.ケンプ(米国)には0.03秒及ばなかったものの、シーズン初戦で上々の走りを見せた。 また、昨年の全日本実業団選手権100m優勝の東田も予選の6秒62からタイムを縮めてフィニッシュ。多田とともに世界大会で金メダルの実績を持つアンドレ・デグラス(カナダ)、リチャード・キルティ(英国)らを抑えた。 このほか、日本から出場した女子走高跳・髙橋渚(センコー)は1m84で5位入賞を果たし、自己記録を上回る1m87でも惜しい跳躍を見せた。女子400mの松本奈菜子(東邦銀行)が54秒79で4位、男子棒高跳の澤慎吾(きらぼし銀行)は5m35で6位タイだった。
月陸編集部