360度ゴッホの絵画におぼれる 絵の中に入り込んだような不思議な感覚の「イマーシブ・プラネタリウム」
没入型のデジタルアート展で、ゴッホの作品は人気だ。「ひまわり」や「星月夜」などの絵画が動き、まるで絵の中に入り込んだような不思議な感覚で絵画鑑賞ができる。東京・有楽町のコニカミノルタプラネタリアTOKYO(コニカミノルタプラネタリウム・東京)では、10月1日~11月23日、「イマーシブ・プラネタリウム ゴッホ」を上映する。プラネタリウムドームに広がるゴッホはどんな印象だろうか。 世界的に人気の「星月夜」をはじめとするゴッホの名画の数々を、ドーム専用に映像化した。プラネタリウムドームとしては珍しく、天井から壁面にかけて直径15mのドームを包み込むように映像を投映することができ、ほかにはないイマーシブ空間を演出、作品の世界に入り込むような没入感を味わえる。 映像は絵画が描かれた時期やテーマごとに13のシーンから構成。約105分間の上映時間の中で、約35分間の映像が3ループする。全天を包み込むように映し出される名画の数々は、1度では見尽くせないほど。画風や色使いの変遷からゴッホの生涯に思いをはせるひとときが過ごせる。 上映中は、撮影や会話、併設するカフェで販売しているメニューの飲食も自由。座って鑑賞したり歩き回って鑑賞したりと、気軽に楽しめる。チケット料金は税込み2500円。9月26日12時~、公式WEBサイトで販売開始する。