ここのところイギリスを訪問したハリー王子に注目が集まっているが、兄のウィリアム皇太子の方は最近、デビッド・ベッカムと素晴らしいプロジェクトに取り組んでいる。そんなふたりの顔合わせに王室ファンは熱狂した。 【動画】固い握手を交わし合ったウィリアム皇太子とデビッド・ベッカム

ウィリアム皇太子とデビッド・ベッカム。（ロンドン、2024年10月1日）photography: Chown Aaron／PA Photos／ABACA

ヒゲ面とラフなシャツの着こなしを競い合っているのかと思うほど、似たスタイルで現れたふたり。ウィリアム皇太子とデビッド・ベッカムは10月1日、ロンドン北西部のノースホルト空軍基地にやってきた。それはチャリティ団体「ロンドン航空救急チャリティ」の新しいヘリコプター2機をお披露目するためだ。 この日、49歳の元サッカー選手と皇太子は、ロンドン市内の救急搬送に使用される新しいヘリコプターをじっくり見学した。2機あるヘリコプターのうちの1機に乗り込んだふたりはしばらくの間、冗談を交えておしゃべりした後、乗車記念に機体にメッセージを書き込んだ。ウィリアム皇太子は「Back in the middle」、デビッド・ベッカムは「Thank you. Fly safe」と。 デビッド・ベッカムは長年、イギリス王室と親しい関係にある。この日はウィリアム皇太子と大変仲が良さそうに見えた。一方でハリー王子とメーガン夫人との仲は、2019年5月のふたりの結婚式にベッカム夫妻は出席しているにもかかわらず、今日では疎遠ぶりが目立つ。デビッド・ベッカムはいまやイギリス王室にとって単なる親しい友人以上の存在となっており、今年の6月には職業訓練に焦点を当てた「キングス財団」のアンバサダーに任命された。「キングス財団のアンバサダー就任を光栄に思っています」と本人はインスタグラムで就任の喜びを述べている。

ダブルでおいしい

今回ふたりが顔を揃えたのは、ふたりが関わっていたヘリコプター購入募金キャンペーンが大成功して1,600万ポンド以上が集まったことを記念するためだったが、王室ファンはそんな目的はそっちのけでふたりの顔合わせに熱狂した。 SNSではウィリアム皇太子のインスタグラム投稿に続々とコメントが寄せられた。「ダブルでおいしい。グッジョブ」、「このふたりが助けてくれるなら海に飛び込んでもいい」「カッコいいふたり」等々。