マイナ点検結果、12日に公表 保険証来秋廃止、判断へ
政府は11日、マイナンバー情報総点検本部の会合を12日夕に開くと発表した。相次ぎ判明したトラブルを受けて行った点検の結果を公表する。結果を踏まえて、従来の方針通り現行の健康保険証を来年秋に廃止するかどうか岸田文雄首相が判断する。 廃止後は基本的に、マイナカードを使ったマイナ保険証に一本化する。岸田首相はマイナンバー制度に対する国民の不安払拭が大前提とし、今国会で「ひも付けの総点検と修正作業を見定め、さらなる期間が必要と判断された場合には必要な対応を行う」と述べた。 10月末時点では保険証8544件、障害者手帳3063件、公金受取口座1167件などの誤ひも付けが判明した。