<北山宏光>4月期テレ東「君が獣になる前に」で退所後初ドラマ主演 人の“獣性”巡るノワール・サスペンス 「かなりインパクトのある作品に」
原作者のさの隆さんは「原作が『毒ガス』『テロ』といったセンシティブかつ攻めた内容だったので、ドラマ化と聞いたときには、うれしさ以上に驚きがありました。作品の実写化を引き受けていただいたキャストの皆様、制作陣の皆様には感謝の念が尽きません! 神崎と琴音の物語を実写の魅力と共に味わえると思うと、原作者として、また一視聴者として今からとても楽しみにしております。皆様にも迫力満点の実写クライムサスペンスを楽しんでいただけたら幸いです」とコメントを寄せた。
テレビ東京の松本拓プロデューサーは「歴史は繰り返されていきます。原作を読ませていただいたとき、この現代に対するメッセージ性を強く感じました。人の“獣性”というものはどこから生まれるのか。いったい何が人を“獣”にするのか。とても難しいテーマではありますが、今、この時代に挑戦するべき題材なのではないかと思い、映像化の企画を致しました。抱えきれない悲しみと憎しみに対し、人はどうあるべきか。私自身もこのドラマを経て、一つの答えを見つけられればと思っています。昨今のテレビドラマでは、まず見られないストーリーと演出になると思いますが、ぜひ最後まで見ていただけたら幸いです」と呼び掛けた。