自宅に観光バス、NHK中継ルールが変更…アイドル的人気を誇った元巨人右腕の伝説の数々
長嶋一茂も言及「一番人気があったのはサダさんだった」
元プロ野球選手の定岡正二氏が11日、日本テレビ系『しゃべくり007』(月曜午後9時)に出演し、甘いマスクと高い実力でアイドル的人気を誇った若かりし頃を振り返った。 【写真】かつてはアイドル的人気、現在では“イケオジ”に…定岡正二氏の実際の姿 巨人で先発・リリーフとして活躍した定岡氏は、名門・鹿児島実業高校の野球部出身。2年生・3年生の夏には甲子園に出場し、2年生の夏には、準々決勝で同じく元巨人・原辰徳氏が在籍する東海大相模高校と対戦した。当時、NHKは高校野球の中継が午後7時までだった。だが、当試合は延長戦に突入。2人のプレーを見たいファンからは「甲子園の延長を見せろ!」と苦情の電話が殺到したそうで、定岡氏は「それから教育テレビ(Eテレ)で延長(放送)ができた」と語った。 これに周囲が驚愕(きょうがく)すると、MCのくりぃむしちゅー・上田晋也が「定岡正二伝説」を紹介。甲子園の後は地元の駅前に1万人超の出迎えがあった、「鹿児島県定岡正二様」の宛名だけで手紙が届いた、自宅の電話が鳴りやまないため、座布団を5、6枚被せて音を小さくしたという驚きのエピソードの数々。いずれも真実だそうで、定岡氏は「自宅に、勝手に観光バスが来た」ことも明かした。 巨人入団後は「駐車場から後楽園球場に行くまで、ファンの方にもみくちゃにされる」からと、駐車場から後楽園球場まで「橋ができた」ことも。同じくゲスト出演の長嶋一茂によると「ジャイアンツの選手の中で一番人気があったのはサダさんだった」そうだが、それでも「サダさんは全然、天狗にならない」とし、共演者たちが感心する中、「俺がなんでそんな(説明を……)」と苦笑する一幕もあった。
ENCOUNT編集部