【佐世保競輪・GⅢ開設記念】瀬戸晋作「気持ちを入れて調整してきた」 弟の栄作との双子連係実現へ気合十分
<18日・佐世保競輪・前検日> 夢の兄弟連係へ、瀬戸晋作(31)=長崎・107期=が一歩ずつ前進する。今期の点数は98点台。S級点確保は見込めるが、今期序盤は100点オーバーだったことを踏まえると、物足りなさが少し残る。 【競輪】KEIRINグランプリ2024の想定番組と並び/12月30日 静岡競輪 「ミッドナイトが終わってからモチベーションが上がらなくて…。練習もやっているだけ。腰の状態も良くなかった」。ミッドナイトとは地元で7月に行われた7車立てGⅢ。初日は1着で勝ち上がったが、準決は3着。惜しくも決勝進出を逃した。「栄作(109期の双子の弟)と一緒に決勝に行きたかった」。弟も準決3着で決勝入りはならず。弟と同じレースを走るという夢が、はかなくついえた5カ月前の出来事を悔しい表情で振り返った。 ただ今開催は、近況の低調モードを打破できそうな雰囲気が大いに漂う。「地元記念のあっせんが入ってから、気持ちを入れて調整してきた。体の感じも良くなった」。ミッドナイトGⅢに続いて栄作と同あっせん。ともに決勝まで進めば、今度こそ双子連係が実現する。「決勝を目指して頑張りたい」。まずは初日11R、九州ライン3番手から勝ち上がりを目指す。